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サヤはカポラルではない

サヤ(Saya)はボリビアのユンガス地方の踊りです。
YouTube - Saya afro-boliviana (3)
今でもユンガスには、植民地時代にアフリカ大陸からやってきた黒人達の祖先が住む集落が多くあります。彼らはボリビアの独立後も、外部との接触をあまり持つことなく、独自の文化を保ったままユンガスで暮らし続けていたそうで、サヤもその環境下で熟成した文化の一部と言えるでしょう。

サヤ・アフロボリビアーナ1970年代に、このエキゾチックなリズムから着想を得てカポラルが生まれました。これが都市部を中心に徐々に受け入れられていくようになります。しかし、その過程で、どういうわけか、カポラルをサヤとして紹介するグループがコチャバンバを中心に現れます。もともと、オリジナルのサヤになじみのない大衆は、こうしたポピュラーなグループの影響もあいまって、サヤとカポラルを混同することとなります。

1990年代に入ると、この事態に業を煮やしたユンガスの人々が、「自分達の文化が誤解されている」として、「サヤはカポラルではない」と大々的に主張するようになりました。彼らはその主張もかねて、自らの手によるオリジナルのサヤを、ラパスを中心に演奏する機会を増やしていきます。

こうしたユンガスの人々の主張に対し、文化人達の間では、その主張を受け入れるとともに、サヤの優れた音楽性の再評価する動きも高まり、誤解が解けるよう協力する運動が起こるようになります。そうした運動のおかげか、今日ではカポラルがサヤと呼ばれることも少なくなり、本来のサヤが広く認知されるようになりました。ちなみに、現在では、サヤとカポラルの違いを強調するために、サヤ・アフロボリビアーナとあえて言う場合もあります。

さて、その音楽性ですが、すでに述べたように、サヤはアンデスの音楽ともオリエンテの音楽ともまったく接点がない、アフリカ色を強く感じさせるリズムです。使用楽器は大小様々な太鼓とギロのみで、あとは歌だけです。太鼓は主に4種類の大きさのもの2対によって構成され(計8つ)、その1対1対が4分音符と2拍3連の異なるリズムを刻みます。参考に楽譜を書いてみました。もちろん、楽譜には表記できないニュアンスもあるので、あくまで参考にということで。テンポはだいたい4分音符=150ぐらいです。サヤのリズム譜

しかしまぁ、ボリビアに行くまで本物のサヤを聞いたことがなかったから、本物を見たときは本当に驚きました。ボリビアのフォルクローレを極めようなんて考えていた甘ちゃんのおいらは、ぐうの音も出なくなりましたよ。ボリビアフォルクローレは底知れぬ。

【関連エントリ】
カポラルの秘密

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