久しぶりトレンシートスをまとめて聴いてたんだけど、すごくいい。彼らの説明はディスコ・アンディーノさんが詳しくしているので下記のリンク先を読むのがいいと思う。
彼らの音楽をちゃんと聴いたのは、実はボリビアに滞在中のことで、それまでは「アウトクトナを外人さんが一生懸命やってる感じの音楽なんだろう」と、すごく失礼な認識を持っていたんだけど、2003年ごろに Li puma e gli arconauti というアルバムに出会ったときに、「あーもうボリビアにいる必要ないかもなー」と思ってしまうぐらいの衝撃を受けた。
ヨーロッパの洗練された音楽とアンデスの土臭さの融和。他でもこういう試みをしている人がいるけど、これ以上上手くやった例は見たことがない。エル・アルトのシンフォニーがシクリアーダと共演なんてのもあるけど、ただ弦と笛が一緒に鳴ってるだけって感じの印象しか受けなかったし。
アルバムと同名の映画があってそのサントラ作品だよ、なんて言われても信じてしまうかも。それぐらいまとまった作品。また、ケルトとの融合もあったり、恒例の変なイタリア語のナレーションもあったりで洒落もきいてる。かわいい。
通して聴くとアンデスを旅行してるような気分になれる。外人だからできたのかもなあ。



をディスコアンディーノさんに送ってもらって
聴いていたところでした。
ほんと超越した「アンデス音楽」って感じで
改めて感動です。
失礼ながら当の南米人にはできそうにない
組曲としての完成度の高さ、
伝統音楽にこれでもかっというくらい
リスペクトを払った上で、
独自の音楽を構築しようとする試み、
すべてが白眉なんでないでしょうか。
日本に帰ってボリビア音楽をベースにやっている
僕らにとっては、
ひとつの好例としておおいに示唆に富む
グループだと思います。
それだけに日本の「フォルクファン」には
ほとんど無名であり続けているのが残念であり、
もしくは、日本のこのジャンルの世界の狭隘さを
物語っているような感もありますね。